オールみふね恐竜の郷復興プロジェクト

●背景・目的

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 平成28年4月に発生した熊本地震。

県中央部に位置する御船町は、震度7の地震に2回も見舞われ未曾有の被害受けました。

 「オールみふね恐竜の郷復興プロジェクト」は、震災からの復興を目指す町内企業73社から構成されたプロジェクトチームです。
「助け合いが必要なときだからこそ町内企業が一体となって町を活性化させよう」と数社の企業から声が上がり、経済産業省から認定を受けた「グループ補助金」を活用して復興事業計画を遂行します。

 グループの事業所は、製造業や卸・小売業、サービス業等といった多彩な業種により結成されているため、平成27年に町が掲げた「御船町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の担い手として重要な役割を持っています。

 地域産業の活性化に向け、地元中小企業・行政・商工会や観光協会などの各組織と連携を図りながら活動に取り組みます。

 

●復興事業内容

 震災復興と御船町のまち・ひと・しごと創生を実現するために、5つの共同事業に取り組みます。

①復興イベント事業

 震災を教訓とした復興イベントを実施し、地域内外のコミュニティと人材育成を図ります。

②恐竜を活用した事業

 企業の強みを活かした町全体での統一的な観光開発を行い、恐竜の郷としての活性化を目指します。

③震災の記憶継承事業

 他町ではない御船町の震災体験を冊子や映像により伝え、後世の豊かな人材を育てます。

④雇用維持・創出事業

 新しい企業の連携体を有効活用し、町の企業発展や町民生活を支える取り組みを行います。

⑤ホームページ事業

 ホームページを作成し、交流の活性化や復興事業の総体的の情報発信やPRを行います。

 

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